虫の鳴き声が変わり、空の雲の形に目を奪われる季節になってきました。
いよいよ学校も始まり、浅黒く日焼けした子どもたちの姿にも秋を感じますね。
マルベリーフィールドでは、昨年もご好評をいただいたマロンサンドを発売いたします!
マロンクリームとホイップクリームで甘栗をはさんだ秋のデザートサンド、
期間限定商品ですので、お召し上がり忘れのないようにご注意くださいね。
そして、「秋の絵本」が入荷しました!
秋に美味しい食べ物を主人公にした「食欲をそそる絵本」
どんぐりやもみじ、りんごの木など秋の風物詩を題材にした「自然に触れる絵本」
美しい絵、詩情溢れる繊細な物語の「アートにひたる絵本」
秋の絵本が並んだ棚は、壁に繁ったツタの葉の紅葉を眺めるようです。
選りすぐりの絵本の中から、3冊をご紹介します。
「とても大きなサンマのひらき」 岡田よしたか
表紙いっぱいに描かれたサンマのひらきを、市場で手に入れ持って帰ろうとしているまたやさん。
いざ食べようとするとサンマのひらきが暴れ出し大騒動になりますが、こりずにとてもおおきなスルメを手に入れて・・・
シュールな内容が関西弁とマッチして、顔がほころびお腹がぐうとなる絵本です。
「ドングリ・ドングラ」 コヤマスカン
秋になると、小さな子供がどんぐりをポケットに入れてお家に持って帰ろうとするのはなぜでしょう。
子供たちの大好きなどんぐりとは一風変わったどんぐりたちが隊列を組み、あかい火を吹く島を目指して進みます。
「ドングリ!ドングラ!」と勝鬨をあげながらー。
最後には手に汗を握り、「ドングリ!ドングラ!」と共に声をあげ、どんぐりたちの勇敢な旅を讃えているでしょう。
「白い馬」 絵 東山魁夷 文・構成 松本猛
深い森、湖、馬。国民的風景画家、東山魁夷の風景画を題材に、白い馬と少年の物語が始まります。
この絵本が置いてあると、そこだけが空気が違うような、マイナスイオンが発生しているような
そこに本でなく深い森があるような、不思議な存在感を醸し出しています。
画集とはひと味違う、物語のある絵本として名画をお楽しみいただける一冊です。
他にもたくさんのおいしそうで、楽しくて、うっとりする秋の絵本を取り揃えています。
マルベリーフィールドで、見つけてください、ちいさい秋!